僕も
茨城県ではないけれど
とある2つの県の最大手のチェーン塾
(生徒数1万人以上、校舎数40校舎以上
トップ中学合格者数・トップ高校合格者数
20年以上県内圧倒的No.1の超大手進学塾)
にずーっと勤めていたから
嫌と言うほど分かるんだけど、
大手塾の場合は
例えば、
トップ校について
「○○中学△△名合格❗」
「○○高校△△名合格❗」
といった華々しい数字を毎年毎年出してくる。
しかし、
絶対に分母は出さない。
つまり、
○実際に
そのトップ中学に「何人受験」したのか?
○実際に
そのトップ高校に「何人受験」したのか?
は出さない。
というか
絶対に出せない。
その理由は
あえて言わなくても
皆さんなら
お分かりになると思います。
県内最大の大手進学塾勤務時代に
トップ中学とトップ高校の
合格責任者を歴任していたから
その理由は
痛いほど分かるんです。
「圧倒的な受験者数」という「数の作戦」で戦うのが大手塾の戦い方。
僕も会社員時代に課され続けていた
鬼のノルマは
トップ中・トップ高校の合格者数を増やす為に
○土曜特訓・日曜特訓や超直前特訓などの特訓参加生を増やすこと。
(少しでも参加すればすべて実績にカウント)
や
○トップ中模試やトップ校模試といった模試参加生を増やすこと。(模試後の解説授業を付けることで実績にカウント)
そういった
トップ中学・トップ高校関連イベント
さんざん打ち出しまくることで
とにかくたくさんの生徒数(つまり参加生)を集めて
とにかく受験者数をたくさん増やすこと。
その為に
○年間数億円以上は掛かる大量の広告チラシやDMによる物量作戦に
○校門配布(通称モンパイ)やポスティングや過去に問い合わせた方への電話がけ勧誘といった
複数の営業攻勢を絡めて
あの手この手を使って誘導し、
とにもかくにも分母を増やしまくること
だけに躍起になっていた。
大手塾の中枢を担う幹部社員でもあったから
物凄く良く分かるんだけど
トップ中学・トップ高校の合格者数を増やすには
合格率はどうあれ
広告宣伝と営業勧誘に労力とパワーを使うことで
とにかく母数を増やし
圧倒的な母数の論理で攻めて
「在籍生+特訓参加生+模試参加生」
を増やすことで
結局は合格者数が多くなるという仕組みだ。
僕は大手塾勤務時代に
どこの誰よりもさんざんやってきた自負があるからこそ分かるんだ。
大手塾の会社員としては
生徒指導
「以外の業務」(特に、集客活動や営業会議)
に
大部分のパワーを使わざるを得ないのも
ある意味仕方のないことだと思う。
それに対して
個人塾の場合は合格者数のような
見かけの数字は最初から狙わない。
実際に
昨年から今年にかけて
神奈川県内の大手塾でも色々あったようだが、
合格者数だけに重きをおくことで
講師側にも生徒側にも
色々な弊害が
あまりにもありすぎるから・・・。
数ではなく、
圧倒的な質、
すなわち
○受験者1人1人に対する
圧倒的に親身なフォローアップ
というハイクオリティー密着作戦に
労力とパワーを一点に集中して戦うのが
僕ら個人塾の戦い方。
ランチェスター戦略にもつながるけれど
分かりやすい例で例えると
桶狭間の戦いで言えば、
○大手塾が圧倒的な兵隊数の今川義元。
○個人塾が少数精鋭部隊の織田信長。
どちらが良いとか
どちらが悪いとかは
特に無いと思う。
個人塾は個人塾。
大手塾は大手塾。
それぞれ一長一短。
それぞれの戦い方がある。
それが
個人塾と大手塾
それぞれの宿命なんだ。
お客様にとっても
どこに価値を見出だすかの違い
でもあると思います。
ソトはソト。
ウチはウチ。
僕ら進学塾プロフェッショナルは
『個人塾にしかできない圧倒的な強み❗』
を存分に活かして
これからも
徹底的に
突き進みます❗☺️