大学受験合格体験記②
産業医科大学(医学部医学科)合格
獨協医科大学(医学部医学科)合格
早稲田大学(教育)合格
私は、高校2年生のとき進プロ予備校に入校した。
そこで努力をし続けた結果、医学部医学科から2校、早稲田大学、明治大学から合格をいただくことができた。
最初は進研模試で偏差値60以上を取ることができず、医学部医学科に合格することは夢のまた夢といったような状況であった。
私は高校受験に落ちてしまって、それをずっと引きずっていて勉強に身を入れることができなかった。そんな自分を変えたかった。
そんな中、進プロ予備校が開校されると知り入校した。
まず、私は英語を重点的に勉強した。
一冊使う単語帳を決めて一通り語彙力をつけた後に文法、長文に移っていった。
英語の学習で意識したことは毎日少しでもいいから英語に触れるということだ。
部活や学校の授業で忙しくても英語には少しでもいいから触れるように努力した。
そうしたら共通テスト模試で9割以上はコンスタントに取れるようになっていた。
数学や理科は個人的に苦手で模試でも伸び悩んだ科目でもあった。
理数系教科は模試を特に大切にした。
間違えた問題、正解はしたが根拠をはっきりと言えない問題を抽出し、なぜ自分が間違えたのか、どんな知識があれば解くことができたのかを考えて自分の中で腑に落とすことはできるまで歩いている時も寝る間際でも考え続けた。
そうすると不思議と納得できる瞬間が来て、自分のわからなかった穴が埋まっていき解ける問題がどんどん増えていくことを生で実感することができたのを覚えている。
国語は古文・漢文から勉強をしていった。
古文であれば助動詞、古文単語などの基礎事項、漢文であれば句形・句法や基本的な漢字の意味を押さえた後に模試や共通テスト対策問題集を使って実践力を鍛えていった。
古文が特に苦手だったので、全く解けなかった場合は全訳を行うようにしていた。
また、英語と同じように古典には毎日触れることが大切だと思っていて、普段から見慣れない、読み慣れない言葉をマスターするには毎日積み上げていくことが大切と考えて毎日触れるようにしていた。
現代文では論の流れを意識をして読んでいた。例示が出てきたら「筆者は何が言いたくてこのような例を出してきたのだろう」と考えたりしていた。
また、ここでも模試を大切にした。
どう読んでいたら正解していたのかをわかるまで考えた。
社会は地理を選択していた。
共通テストでしか使わなかったが、勉強をしているつもりでも、点数が伸び悩み模試で半分も取れなかったことが多くあった。
私は模試の復習を徹底的に行い、初見のグラフや資料を見て、理数系科目と同じようになぜそうなるのか、どんな知識が必要なのかを考え続けた。そして、思考力や知識量を鍛えることができた。加えて、GDPや人口などといった主要な統計は大雑把な数値を抑えるようにした。模試や問題集を見て、どの国の何のデータがよく出てるかを分析して優先的に覚えていった。そうすることで、地理の模試での点数は劇的に上がり8割後半はコンスタントに偏差値では70後半を取れるまでに成長することができた。
受験生活は先が見えず、辛いことばかりだった。しかし、決して諦めずに努力を続けていくことによって難関校から合格をいただくことができた。
挫けそうになっても、最後まで諦めない不屈の精神が最終的には合否を分けると思う。