水戸の塾『国立大学・水戸一高・県立上位高・水戸一高附属中・茨大附属中』合格専門 進学塾プロフェッショナル

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大手塾から見た視点(その1)

僕は自分の塾を立ち上げる前に

正社員として

約8年間

2つの大手塾で勤務していた。

(その県ではNO.1の生徒数・校舎数・トップ校合格者数)

 

その経験から

大手塾の

特にペーペーじゃなくて

幹部クラス(本部統括)の人間が

他の競合する塾をどのように見ているのか?

 

それを少し書いてみたいと思う。

 

まず

大手塾の人間は

基本的に

私たちのような

個人塾なんて

完全に「アウトオブ眼中。」

 

最初っから見向きもしない。

「まあ、せいぜい

 ちょこちょこ頑張ってくださ~い♪」

って感じにしか思っていない。

 

理由は

ただ一つ

全く持って脅威にすら感じていないから

である。

 

彼らが欲してやまないのは

とにかく

「生徒数と売り上げ」

その為の

「トップ校合格実績」

それのみだ。

 

※大手塾の中には

 合格実績を求めない(出せない)ような

 大手塾もあるが

 そこは今回あえて割愛させて頂く。

 

なぜ大手塾が

その県内の隅から隅まで

新しい校舎をどんどん開校するのか?

といえば

「上記2つが欲しいから。」

である。

 

それ以外に理由なんてない。

 

ただ

こうも言える。

これは大手塾の「社長レベル」の考えだが、

「なぜ大手塾は新規開校をどんどん推し進めるのか?」

 

ぶっちゃけ言えば

「経営が苦しいから。」

である。

 

大手塾といえども

「生徒数・売上げ」

その為の「合格実績」が

前年割れしているケースが

非常に多いから。

 

その穴を埋めるには

新しい校舎を出して

ダンピングの餌をガンガン撒いて

生徒を一気に根こそぎ刈り取って

同時に

入塾したらオプションをガンガン取らせて

売り上げをがっつり上げて

その暁には

1人でも多くの生徒にトップ校を受けさせて

トップ校の合格者数を一気に増やしたいから。

 

である。

 

 

新規開校総責任者として

全くのゼロから

4つの校舎を立ち上げてきた経験上、

 

さらに言えば

社長から直々に命令を受けて

ノルマを死ぬ気で達成してきた経験上

それは

痛いくらいに分かる。

 

大手塾は

社員数やアルバイトも多いから

人件費や校舎の維持費も莫大だ。

さらに言えば

1円も利益を生み出さない

本部の社員もごまんといる。

さらにさらに言えば

ホームページやチラシなどの

広告宣伝費だけで「年間数億円」は掛かっている。

 

生徒数と売り上げが立たなければ

会社を身売りするしかない。

 

実際に

この茨城県

一応大手塾と言われている塾は

10年前くらいには

ほぼすべてが

他県の超大手塾に既に買収の憂き目に遭っている。

 

口ではいろいろ上手いことを言っているかもしれないが

結局は

そこの社長が

自分の塾と社員を諦めてしまった

(愛想を尽かしてしまった)

ことも大きいのではないか。

(と会社員時代の社長が良く言っていた。)

 

 

 

逆に言えば

もし

私たちのような個人塾が

大手塾に本気で対抗するならば

どうすればいいのか?

 

ここから

大きなヒントは見えてくる。

 

分かる人には

ピンとくるはずだ。